私を愛してくれる恋人と別れることに決めたのに、全然悲しくもなく、悔しくもない私は薄情なのだろうか。
自分が心変わりしたことを寂しくは思うけれど、それは好きだった本や何かを嫌いになってしまうこと、その事柄自体を寂しく思うのと同じことだから、恋人との別れを寂しく思っているのとは違う。
これからずっと会えなくてもいいし、たぶん会ったとしてもそんなに気まずくはない。
お互いに好きだったはずなのに、それだけのつながりだったのだと思うと、それもまた寂しい。
私にとって彼は、たまに会って懐かしむのにはちょうど良いかもしれないけれど、恋人としてずっとつながっていることには耐えられない人だったのかもしれない。
このところ、いつもいつも、朝、歩きながら恋人といてもあまり楽しくも安心もしなくなってしまったことについて考えていた。
だからそれがなくなったおかげで心が軽くて良い気分だ。
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