磁石の中間
書きたいことを。
1/04/2012
やぶれかぶれ
年末に、『杏っ子』を読んで以来、室生犀星が好きで好きで。
こんなふうに、実際に恋することができないものをどうしようもなく好きになったのは5年ぶりくらい。
室生さんの本は全部読みたいし、室生さんのことをもっと知りたいし、石川にも行ってみたい。
まずは田端文士村。
室生作品の好きなところをあえて挙げるなら人物の造形。
作品中に登場する作者の分身(それが実際の作者を写したものではないとしても)が作者自身をまでをも好きにならせる。
室生は原則的に「むろお」と読むことに統一されたそうです。
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