12/25/2013

正しい暮らし

正しいということに弱い。

まず「弱い」と感じる心というのは憧れとは違っていて、それにはかないません、ひれ伏します、と思う気持ちに近い。

「正しい」ということ、それがどんなことかというと、道徳的、倫理的に正しいというのとは違う。
道徳や倫理のような、これが正しいのですと誰かが定めたものをきちんと正しく守こととは異なっていて、誰が決めたでもない、そのもの自体が私にとって絶対的に正しいと思えるものが正しいものである。

たとえば、サカナクションの「アルクアラウンド」という曲の中に
正しく僕を揺らす
正しい君のあの話
正しく君と揺れる
何かを確かめて
とあり、その「正しい」「正しく」に弱い。

以前とても好きだったけれど今ではもう関係が戻ることもない人がおり、その人はどちらかというと破天荒な人だったけれど、私にとって絶対的に正しいと思わされてしまう人だった。

「正しい」は盲目的に宗教を信じることとも似ている。
「正しい」というものは神様のようでもあり、自分の気持ちそのもののようにも思える。

「かぐや姫の物語」についての覚え書き(内容についての記述あり)

今年1年、1ヶ月に2本ずつくらいは映画館で映画を見たと思うが、「かぐや姫の物語」は今年一番と言って良いくらい好きな映画だった。
映像がきれいなところ、ストーリー展開や音楽も全体的に好きで、細かな部分もとても私の好きであるということにぴったり当てはまった。