10/29/2013

好きなものについて考えることとこじらせ女子

好きなものについて考えるとき、それを好きじゃない人の視点を持ち込んだらきりがないし落ち込むしかないから、そんなのないふりをするのが良い。
でも、部外者の視点、とくに批判者の視点を無視できないで自ら苦しんでいるのがいわゆる「こじらせ女子」だと思っている。


たとえばCanCam系の服装の人って、当人たちは素敵だと思ってやっていて、そういう人は一定数いる。
でもなかにはCanCamファッションの人を指して、みんな同じで個性がない、そんなのおしゃれじゃないと批判する人もいる。
CanCamが好きな人はCanCamを嫌いな人の視点なんか取り込む必要はなくて、今自分が来ている服をCanCamが好きな人同士ではどう思うかそういう選択を楽しんでいれば良いし、趣味や好みというのはそういうものだと思う。
それなのに、そこにCanCamを嫌いな人にどう思われるかという視点を持ち込んで、自分を全否定しなければならなくて苦しんでいる人もいる。


CanCamをサブカルっぽいものとか森ガールとかに変えても同じことで、サブカルが好きな人がサブカル批判を気にして自分がそれを好きであることを気に病むこと、それに「こじらせ」という名前が付けられて一つのファッションになっているのではないかと考えている。

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