3/05/2013

2013/03/05 歳月の哀しさ

国立国会図書館へ行く。
カードを作っただけでそのまま国立劇場へ。

ゼミの人たちと歌舞伎を観る。
事前にみんなの分を予約しておいて、学割でチケットを購入した。

歌舞伎は見栄を切るところとか、写真を撮るのが目茶苦茶ヘタなのにいちいち心の中でシャッターを押したくなるし、やっぱり私は絵画的な見方をしてしまうから、歌舞伎みたいにカチッと美しい瞬間を作るものにはとても惹かれる。
所作が美しいのは言うまでもないことだし。
今回の演目は「隅田川花御所染―女清玄」というもので、話自体は入り組んでいて分かりづらかったけれど、いろいろな種類の女形がたくさん出てきて綺麗だったし、どうやっているのか不思議になる演出も多かった。
検索でこの記事に飛んできて見る人もいるだろうし、今日が初日だからあんまり詳しいことは書かない。

そのあと、一緒に歌舞伎を観た人のうち3人で歩いて四谷へ。
「三百宴や」という中華料理のお店で、食べたり飲んだりする。
四谷で飲むならまた行きたいお店。
いろいろ候補を挙げたら、ゼミの子が中華が良いって言ってくれてここに行けた。

ゼミの先生は和歌が恋を助けるというのを否定するけれど、ラブレターに和歌が書いてあったら惚れちゃうよね、というのは3人とも一致した。
ゼミの人と学外で集まるのも少なくとも学生のうちはこれで最後だし、今回は全員が参加したわけではないから、もうゼミの全員で集まるのは合宿が最後だったということになる。
私は途中からこのゼミに入ったけれど、結果的にみんな非常に良いゼミ生だったし、自分に合っているゼミだったと思う。

こうやって遊びの幹事をやるのはあまりなかったことだけれど、成功して良かった。
そもそもゼミで遊びに行ったのってこれが初めてだ。

人をまとめる役をやるからにはこういう充実感が絶対に必要だ。
そうすれば夜、川に向かって泣いたりする必要はないのである。

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