3/03/2013

失恋したって号泣しないのに

年に2回、定期的に開かれている異業種交流会みたいな感じの飲み会があった。
それが終わったあと、なんだか涙が止まらなくて、歩きながら泣いていたけれどどうすることもできなくて、駅へゆかずただひとりで神田川に向かって泣いていた。
ぽろぽろ涙をこぼすっていうのではなく、声を上げて泣いてしまった。
そんなことって自宅以外でないし、このところ自宅でも泣いていない。



私はなりゆきで幹事をやっていて、3か月くらいかけて出欠とか会の内容とかを考えるような準備をしているから、なかなかに時間をかけている。

それなのに結局、苦労して準備しているわりには終わったあとに自分が楽しかったと思えないし、自分が誘った参加者に楽しんでもらえたかわからないし、やりがいを見いだせない。
ごはんもほとんど食べられなくて、お酒もあんまり飲めなくて、そのうえ数名としか話せなかったし。

なにより、上手くいかないことをすぐに他者のせいにしたがる自分に嫌気が差し、人と分け隔てなく接することができない自分に呆れ、つまり自分のダメさ加減にうんざりしたし、この長い人生、いちいち落ち込んでたら生きてゆけないんじゃないかと不安になった。

お金の計算を間違えたこととか、そのせいで自分が余分に負担することになるのは全く問題ない非常に些細なことなんだけれど、そのほかのことが堪える。

こういうことは私には重荷だ。
週末に頻繁に集まるのも、スケジュールを空けておくという意味では負担だし。
ほかの幹事の人と話すのは楽しいけど、別に仲良しグループっていうわけじゃなくて、あくまでビジネスライクだし。
だから幹事を辞めようと思う。

私と同じ職業に就くことになっているある幹事の人が好き、といっても片想いとかではなく芸能人を好きなのと同じ程度に好きなわけだけれど、その先輩が好きだから、こうして幹事をやめてしまうことで会えなくなってしまうとしたらとても辛い。

幹事を辞めるときは、焦らず仕事が忙しくて参加が難しいと言えばいい。
どちらにしろ、余分な時間があったら勉強に費やした方が良い仕事だから、幹事なんかやっている場合ではないと思う。
勤務地は東京からも離れてしまうし。
だから、誰も嫌な気持ちにならず自然と辞められるけれど、どうしようもなくふがいないな、私は。

いろいろ辛くて菓子パンの中でもカロリー高そうなのを3つ買って一瞬で食べた。
それでもせいぜい1,200キロカロリー。

0 件のコメント:

コメントを投稿