6/27/2013

13卒新社会人の私が2か月で仕事を辞めるまで 07

前後は「2か月で仕事を辞めるまで」のラベルから読むことができます。

6月上旬の、退職するように命じられてから自宅療養していた期間。
今後再発することがないとすれば、ここまでが本当に病んでいた期間で、これ以降は多少、心身に不安はあってもどんどん回復していった。


610日(月)

職務規定上、休職が不可能なので退職することになる。
本当だったら解雇ということだが、退職届を校長宛に送るように言われた。
診断書は3000円以上かかったのに無駄になった。
すぐに退職届を書いて速達で送った。

私の荷物は教頭のすすめで同期の先生に届けてもらうことになる。
定期テストの返却や成績の処理、持ち物のことなどを同期の先生にメールでお願いしておいた。
作成中の図書新聞も、他の人の原稿を入れれば発行できるようにしてほかの先生にメールでお願いした。

3週間くらい遅れて生理が始まった。

休職できないということだったから仕事やめた。理由は聞かれなかったんだけど、もし私の本当の退職理由が体調不良じゃなくてセクハラとか公金横領とかでも誰にも知られずに辞めることになる。そんなんで良いのだろうか。
ブラックのブラックたるゆえんだな。これは。
それでまた私はばかだなあと思ってぴーぴー泣いた。でもまた同じところで働き始めたらまた辛いだけだと思うからいたしかたない。
オーバーワークの鬱病は労災だと思うんだけど。どうでもいいや。
いつも辞めたいって言ってるとなりの同期の先生が誕生日にお菓子くれたのが最後だったんだけど、まさか私が先に辞めるとは思わなかっただろう。
職場の人は良い人ばかりだったのになんであんなに辛かったんだろう。

611日(火)

教頭から電話があり、退職届が届いたが、ハンコがなかったので私の引き出しの中のハンコを押しておいたと連絡がある。

新人の人をよく監督できるように教頭の目の前の席なんでしょう、それだったら私が死にそうだったことに少しでも気づいてくれても良かったのではないかと思ったけれど、自分でも分からなかったような不調を他人が気づくはずもないと思うし、そんなのただの当てつけだとわかっているのでどうでもいいやと思う。

保険証と社員証を返却し、また、退職証明書を送ってもらえるよう再び手紙を出す。

なんだかよくわらないけれど、また酷く泣いた。

心の調子が回復してきて、なんとなく朝からやる気があったが、教頭から電話がかかってきてからはまた元通り落ち込んだ。

612日(水)

7時出社なのに17時過ぎてからが仕事本番っていう感じだった。
それが間違いなんだと思うけれど。

613日(木)

なかなか同期の人が荷物を持ってきてくれないので、そのときに渡して返却してもらおうと思っていた図書室の本を郵便で送ることにした。
500円で手渡ししてもらえるパックにした。

だんだん体調が良くなってきて、母とホームセンターへ出かけることができた。

母に「(勤務校に)こきつかわれて、辞めて良かったんだよ」と何度も言われた。

仕事を辞めて休んで、今日くらいから、心の状態だけでなく、今まで何週間も体の調子の悪さが続いていて、それがなくなったっていうことに気づいた。というか調子が悪かったっていうことにも気づかなかった。
手の荒れも直ってきたけれど、それはチョークのせいだったから仕方ない。まだ本調子っていうわけじゃないけど健康が一番良い。

614日(金)

健康診断の結果と賞与明細が送られて来た。
健康診断の結果は見たことのない酷い結果だった。
生理が終わったら再検査に行くことにする。

615日(土)

頭痛が続く。

616日(日)

相変わらず頭痛が止まらない。
頭痛が不安なので、家族と車で1時間半のところへお出かけするのを断る。
代わりに1駅離れたところにある図書館へ行く。

23時ごろに友人とスカイプでたわいのない話をして、とても質の良い幸福感を抱いたまま眠ることができた。

元気になってくるとなんだか仕事を辞めてはいけなかったような気がしてきて、体調が悪いと自分を肯定できるのだけどそういうのはやめたい。
そんなわけないんだけど。


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