1/25/2012

乏しければ贅沢な音楽の聴き方

ラジオで宇多田ヒカルの「Wait & See ~リスク~」が流れていた。
ベストアルバムの中で唯一知らなかった曲だった。
好きだけど、「そんなわけないよね どこにいたって私は私なんだから」という歌詞がちょっと気恥ずかしい。
高校生のとき、宇多田ヒカルは毎日聴いていたのに、今はほとんど聴いていない。
しかも、高校生のときは音楽を聴けるのは、単語帳をつくるだとかそういった作業的な勉強をするときだけと決めていたから、ほんの少ししか、音楽を聴ける時間はなかった。

今はYouTubeだとか、ツタヤだとかで、簡単に音楽を手に入れることができるようになってしまったから(単に私がそういうものを利用できなかっただけで、ほかの人は高校生の頃から利用していると思うけれど)、そこまで同じCDを繰り返して聴くということをしなくなってしまっている。
東京事変やフジファブリックは、一日最低1曲は聴いているとは思うけれど、それでも、同じアルバムを毎日毎日聴いてはいない。
あの頃の音楽の聴き方はとても贅沢、というか幸福だったな、と今になって思うから、簡単にほしいものが手に入るのはやっぱりそんなに幸せなことでもないのかもしれない。




ところで、“You ”って入力しただけで、“You are my Valentine.” と出る、so sweetなATOKの予測変換。

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